蟲師 第11話「やまねむる」

  • 2008/07/19(土) 20:36:48

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
穴の開いた霊峰・それはまた閉じる。村長はギンコに山に住む蟲師ムジカを探してくれと頼む。この村は主様とその声を聞くムジカによって成り立っていた。だが最近ムジカが姿を消し、探しに入ったものは皆熱病に罹るという。収穫の時期に山に立ち入ることは禁忌なため、手の打ちようが無かったと村長。ここが光脈筋であることを知るギンコ。ギンコは山中でムジカの弟子を名乗るコダマ。もぐら乗りを試すギンコ。山の裏側に人物を見つけるが、何と凝視・引っぺがされてしまう。何処からか鐘の音。そして谷底に転落して身動きの取れないムジカを発見する。ムジカは主代行。本当の主=狼猪は村人が殺してしまった。そのため光脈筋から溢れ出したもののために土地は乱れ、止む無く流れ者だったムジカが引き受けることに。村に下りても響く鐘の音。コダマもこれに気付く。コダマが主の術を学んでいないことを知り、なんでもないと村に追い返す。勿論コダマはそのまま帰ったりしない。迫る鐘の音。山頂のムジカを発見・足を痛めてなどおらず虫也(くちなわ)=蟲食い蟲=主に取って代わるものを呼んでいたと指摘するギンコ。土地を安定させるために自分を食わそうとしていたムジカ。ギンコは体を張ってこれを阻止せんとする。コダマの頭上を行く虫也。消えるムジカ、直前にギンコから引き剥がされるもぐら。その昔村中がムジカを待ち侘び、特に朔はムジカに好意を寄せていた。宴会の席でここに住んでくれと頼む村人にムジカは語る。蟲を呼ぶ自分が定住するとすれば、その山の主を殺して食い自分が主に成り代わるしかないと。そしてそんなムジカの余興を朔はしっかりと聞いていた。翌朝ムジカは薬箱から主の通り道の地図・毒薬が消えていることに気付く。戸口が開き、返り血を浴びた朔が牡丹の包みを手に立っていた。気がつくとギンコは床に横たわっており、事の顛末をコダマから聞かされる。村全体からムジカの記憶すら消えてしまっていること。二代目は村でも頼りにされていた。山に絡み付く虫也。
コダマ=木霊ですね。朔の着物を返り血と判断しましたが、牡丹の包みから染み出したのか、はたまた猪の牙に腹を抉られたのかは判りません。後者だったらやだな・・・。



蟲師 第10話「硯に棲む白」

  • 2008/07/19(土) 20:09:37

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
化野の蔵に忍び込む3人組。少女は硯を見つける。その夜化野を叩き起こす声。3人組は一斉に寒がり、体温から吐く息までが凍り付く。少女は蔵に入ったことを打ち明ける。化野は手に負えずギンコを呼ぶ。化野が出してきたのは蟲の化石で出来た硯。有り得ないとギンコ、化野に対して少々説教。ギンコが観ると硯の蟲は生きている。3人はこの硯で墨を摺ったという。その時現れた冷気を吸い込んだ三人は寄生された。硯の前の持ち主は詳しいことはわからず、それ以前の所有者は全て硯を使用して死んでいた。硯の銘から名工と言われるたがねを訪ねるギンコ。名工のあとを継ぎたいたがねは婚約者の要求を突っ撥ねてでも制作を続行、洞で見つけた石に惹かれて最高の硯を彫り上げる。だが父親の前で試し摺りをした際、たがねにしか見えない煙が生じる。婚約者のもとに硯を携えて向かったたがね、婚約者はこれなら両親を説得出来ると硯を預かる。しかしたがねのもとに届いた文は婚約者の死。死因は同じ冷気。硯はとっくに売り払われており、たがねが向かった時には行方知れず。風の噂で次々と人が死んでいるらしいことは知っていた。たがねは硯を引き取りたい=消し去りたいとギンコに願い出るが、ギンコは化野の所有物でもあり一緒に来いと誘う。ギンコは正体を雲食みと断定。仮死状態のまま化石化したのがあの硯。たがねが助かった理由は直後に山を越えたから。子供らを山に連れて行くギンコ。空気が薄くなり子供の耳・鼻・口から溢れ出して来る雲食み。皆に息を止めるよう指示するギンコ。まるで入道雲のように天へ還って行く。子供達の体温は戻り一安心。たがねは化野にお説教。壊すと言い張るたがねにもったいないと化野。ギンコは硯から蟲を抜く方法を提示する。人気の無い海岸で無心に墨をするたがね。雲食みは一斉に天に還り、村中に雹を降らせる。ギンコの勧めでたがねは再び硯を作る決意を固める。
バルンガ!?今回はお灸をすえられる化野を笑う回です。たまにはこんな愉快な話でも無いと、ね。



蟲師 第9話「重い実」

  • 2008/07/19(土) 20:09:10

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
食事中に違和感を感じる祭主の妻。鏡で見ると上顎の中央に歯のようなもの=瑞歯=ナラズの実。ギンコが寄った村は冷夏で稲が不作。そこで隣の村では天災の度に豊作になると言う話を聞く。その村で出会ったサネに話し掛けるギンコ。ご先祖が豊作の代わりに一人連れて行くという。その印が瑞歯。秋には抜け落ちるがその人間は死ぬ、と。弱いものから選ばれ、死体は土葬。瑞歯は祭主が祀るのだという。サネは祭主の跡継ぎだという。であった早々祭主に対しギンコはナラズの実の話を切り出す。祭主はサネを払った後めんどくさそうに受け答え。実は知らない・ご先祖様は土とセット、これでギンコを追い払おうとするが食い下がるギンコ。光脈から光酒を封じ込めたナラズの実、土地に埋めれば1年間の豊作と代償の命を奪う蟲師の禁じ手。問答で祭主が使用しているのは明白・後は実を使用することによる善悪感。サネは皆を助けたい。駆け寄ってきたサネにギンコは解決案を提示する。瑞歯発症前に稲を焼き払うという強引な案であり、ギンコは一年辛抱すれば灰が土を豊かにするという正論を出す。だが先祖の土地そのものに拘る祭主には受け入れ難いこと。豊穣を知らなければ不作は苦にならぬと破綻した理屈を呟き司祭は倒れる。祭主の飲む薬は毒。ようやく本心を語り出す祭主。自分を最後の犠牲者とするつもりだったという。20年前に祭主が最初に実を使用した時、体調を崩していた祭主の妻が瑞歯を生やす。抜け落ちたナラズの実を捨てられなかった祭主、たった一度だけ村に犠牲を出さずに済む方法・それが毒を呷る理由。土の改良の話は真実・今回でナラズの実はサネが処分するので必要な研究だった。そして吐血する祭主に瑞歯が生える。サネが祀りの中心で頑張るが、祭主の姿は無い。サネは祭主の家に向かい、死に際にナラズの実を受け取る。ギンコは祭主との対話の中、ナラズの実を食うという選択肢を持ち出す。そうすれば人ではないが村を見守ることが出来るだろうと。祭主は目覚め、不老不死の身となり諸国を回っては農法を村に伝えに戻る。
人を越えてしまえば、ねぇ。人の形のうちはやっぱり地獄でしょうね。懺悔なのでしょうが。



蟲師 第8話「海境より」

  • 2008/07/19(土) 20:08:12

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
男が拾ったのは簪。海岸で黄昏るシロウ。そこに船を捜すギンコが合流、シロウが待つ理由を聞くこととなる。2年半前、奉公先のみちひを掻っ攫って漁村に戻ったシロウ。みちひは着いて早々不平不満たらたら、戻ろうとか言い出すのでシロウは逆切れ。奉公先で婚約したことが周囲の妬みを買い、一転して追い出されてしまったシロウ。自虐的なシロウの発言にカッとするみちひ。意地の張り合いで帰る事になったみちひ、併走する手漕ぎ船の下に大量の蟲を見つけるシロウ。靄が周囲を覆い、みちひを乗せた船が沖に押し流される。舵が利かないという船頭の声にシロウは船を捨ててこちらに来いと叫ぶ。船頭は海に飛び込むが、みちひには蟲が見えるので海蛇と勘違いして飛び込まない。靄は更に濃くなり不安に駆られたみちひが叫び始める。シロウは船頭に追う様指示するが、同時に海から蟲が溢れ出して放り出される。浜に流れ着いたのはシロウ一人、2艘の船は跡形も無く消え去ってしまった。以来シロウは何かが流れ着くことを期待して待っているのだという。そんなシロウにそろそろ自分のことを考えるよう忠告するギンコ。シロウは仲買にピンはねされているナミをみつけ、気紛れに算盤弾いて正規の価格を出すよう交渉開始。びっくりする量の貨幣を手に満面の笑みのナミ。その後交渉人としての噂が広がり、シロウを煙たがっていた漁村の人々が集まり始める。村人達のまさかの申し出に気が緩むシロウ。ナミもすっかりシロウに懐く。そんなある日シロウは海底を横切る影を見つける。鱶・・・ではない、しかも他の人には見えない何か。半年後に再び漁村を訪れたギンコ、通り掛ったナミにシロウがどうしたが聞くがつれない返事。泣きながら夫のシロウのもとに返って来たナミ、ここのところ重なるシロウの意味不明な発言や潮の異常膨張・そしてギンコの登場でナミは心底参ってしまっていた。どこかに行ってしまいそうだとナミ、何処にも行かないとシロウ。潮は益々あがってきて漁村を侵食し始め、海には靄が立ち込め始める。シロウは村人の噂話を立ち聞き、3年後に帰って来なかった船が空のまま漂着するという。居ても立っても居られないシロウ、凪いでいるので焦り船を出そうとする。背後に現れるギンコ。海千山千の蛇が蟲になったと。山と海に分かれて暮らす蟲が合流する時期・融合して一体となるために。靄の正体・陸に戻りたいと願うもの以外には見えないという代物。ギンコは以前のままのシロウだったら引き止めるつもりだったのだ。だが現在のシロウには陸に戻る理由がある。ギンコとシロウは沖に漕ぎ出す。そして現れる海千山千の群れ。群れに伴って船が現れる。船の中にはみちひの姿、だが遺体ではなく元気なみちひの姿がそこにあった。驚愕・そして安堵するシロウ。この事態を把握すべくギンコの頭はフル回転。あの頃のように甘えながら毒づくみちひ。だがみちひの口からは三日も放って置いてという思いがけない言葉。ギンコはシロウに陸が見えているかを問う。シロウは来た方向とは逆を指差す。既に蟲と化しているみちひだったが、離れろと指示するギンコの言葉を理解出来ない。だが変態を開始した蟲と共にみちひもその姿を変えていく。海から溢れ出す蟲。ナミは村人達とシロウの捜索に出ていたが、ギンコとシロウは一ヶ月の時間を経過した状態で浜に打ち上げられていた。シロウに飛びつくナミ。翌日浜にみちひの船が打ち上げられる。みちひの羽織に無邪気にはしゃぐナミ。
切な過ぎです。それでもナミが泣くような最悪の事態は避けられたのでよかったです。



蟲師 第7話「雨がくる虹がたつ」

  • 2008/07/19(土) 20:07:40

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
狂ったように虹を追う虹郎。雨をしのぐ大樹の陰、ギンコと虹郎・旅の男の三人で雨宿り。虹郎の大きな瓶に期待するギンコ、だが返って来た言葉は虹を入れるものだと。興味を示した旅の男は訳を聞かせろと迫る。虹郎は昔話を始める。橋大工の虹郎の父親が雨が近付くと取り付かれたように虹を探しに出てしまう。そして大量の水を飲む続ける虹郎の父。この奇行で家族は村で立場が狭い。虹郎はその原因を父親に聞く。大水の度にかけた橋を流されてしまっていた虹郎の父親、ある日現場から川原から生えている虹を見つけた。虹の袂を掘ればお宝、ついつい虹に触れてしまった虹郎の父はその虹に寄生される。その虹は虹郎だけが反応していたとのこと。ある日を境に消えてしまった虹。これを追って野山を駆け回るのだと虹郎の父は語る。そして病床に伏す虹郎の父。見たい見たいと欲する虹郎の父のために虹を捕まえに旅をしているという。ギンコはこれを虹蛇と見抜く。もう一度見てみたいからと暫くの間、虹郎と同行することに。虹蛇は太陽を背にせずとも出現・配色は本物の虹と逆。橋大工は兄が継ぎ、左腕を患った虹郎はどこにも居場所を失った。そして村を飛び出す理由が虹探し。ギンコは道すがら行商。そして乾き切った天候の中、虹蛇が現れる。追うが消えてしまい、その付近で野宿となる。眠りながら新しい名を考えてくれた虹郎の父、その場で口走ってしまった言葉の重荷に耐え切れずに村を飛び出したあの晩。翌日雨が降り、虹蛇が再び現れる。その規模は途方も無く、虹郎は思わず中に引き込まれそうになる。虹蛇は流れ者の一種=命があるだけの自然現象と確信するギンコ。手に負える代物ではないことを悟った虹郎。後日新しい仕掛けの橋が暴れ川にかけられる。
この回は日本昔話っぽいです。学校の道徳の時間に流してもいいくらい優しい話です。