蟲師 第18話「山抱く衣」
- 2008/07/24(木) 20:10:58
公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
ギンコに羽織を売りつける骨董店店主、何でも羽織の裏地の山の絵からたまに炊事の煙が立ち昇るのだという。ギンコは売り付けられた羽織に蟲の気配を感じ、高値で売り付けようとする店主からびっくり価格で入手する。羽織は見かけとは比較にならないほど重い。画の師匠の下に奉公に出る塊。塊の姉は塊のために絹で拵えた羽織をかける。絵師のもとで絵皿を洗う毎日の塊、中々画を描かせて貰えない。ある時あらいものの小皿のうち、緑の絵の具が盛られたものを塊は一枚失敬する。紙が無いので羽織の浦に黙々と画を描き込む塊。春になり、羽織を気に引っ掛けたまま用事に向かう塊。戻ると師匠の絵師がその画を怪訝そうに覗き込んでいた。塊の作と知るや、師匠は嫉妬心ばりばり滲ませながらも、塊に明日から画室にあがれと指示して立ち去る。捨て台詞も嫉妬。ある襖絵を制作中の塊、仕上げ直前に絵の具が底をつく。金策に困っていた塊は羽織を質に入れる決意。価値のわからない店主は渋い顔。塊は直ぐ請戻しに来るからと平身低頭。仕上がった襖絵に顧客は大満足。何と立て続けに塊に注文を依頼する。今度は孫の祝言用にとのこと。制作に没頭する塊だったが、出来上がると更に複数の注文が舞い込む。既に弟子を取る位置にまで着けた塊。疲労が溜まり少々腐る塊。飲み屋の噂話で西の村が地滑りで壊滅・出身の村ではと危惧する塊。すっかり羽織のことは忘れてしまっており、何時しか質屋の店頭から姿を消していた。ある日顧客から塊の絵から生命力が消えていると指摘される。少々驚く塊。確かに画を描いている最中におかしくなる塊、医者に診て貰っても疲労だと言うばかり。気弱になった塊は姉や父親を思い出し、村に一度帰る決心をする。だが、村があった場所は土砂で埋まりさんさんたる有様。塊は叔母を見つけ事情を聞くが、叔母は塊の姉が文を出した筈と言う。皆が町で成功した塊に頼ろうとしたのだが、その文は読まれずに塊自身の手で炊き捨てられてしまっていたのだ。父親は地滑りで死亡・姉も叔母が背負っている赤子のトヨを産んでなくなってしまった。もう来るなと言い捨てる叔母。塊は画が一切描けなくなり、山の一軒家に引き篭もってしまう。弟子が町に誘いに来ても頑として受けようとしない。里のよそ者扱いにも疲れてしまった塊、そんな塊に根菜を届けるものがあった。少しばかり元気の出る塊。トヨに声をかけると何と叔母まで死んでしまったという。村中がトヨの処遇に悩んでいる中、塊は自分が引き取りたいと申し出る。村人はトヨの境遇・成長遅く知能も足りないことを理由に駄目を出すが、それでも必死で食い下がる塊に根負け。塊はトヨとの生活を始めるが、それまでつまはじきにしていた村人達がトヨを理由に塊の周囲に集まるようになる。ある日、農作業で団子を貰った塊、ふと見上げると山が当時の様相を示していた。そして立ち上る靄。惹きつけられるように山に入った塊だったが、泥の中から現れたギンコに腰を抜かす。だがギンコの携えていた羽織を見て自分のものと確信。ギンコは羽織がすっかり軽くなっていることに気付く。塊の家で事の顛末を語るギンコ。羽織の山を求めてやって来たギンコ。山に入るなり積荷が重量を増し、そのまま泥の中に引き込まれてしまったという。着物にとり付いていたのは産土(うぶすな)。泥上の産土はその土地固有・地表に出ると煙状に。地滑りで避難先を山の材料で拵えた羽織に求めたという。野菜などを通じて口から入る産土は人にも重要なもの、トヨの状態も戻って来た産土で徐々に改善の余地があるだろうとギンコ。塊は羽織の買戻しを希望し、ギンコは条件としてその贋作を依頼する。塊は再び絵筆をとり、ギンコは化野にそれを売り付けてうまうま。
トヨを見ているだけで泣けて仕方がありません。それでもシリーズの後期はハッピーエンドが多くなるので心がささくれません。
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