蟲師 第20話「筆の海」

  • 2008/07/24(木) 20:12:36

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
狩房淡幽を訪ねるギンコ。実際用があるのは書庫の方。葉巻を預かると凄む薬袋たま。墨色の痣=四代目筆記者として生を受けた淡幽。生まれながら右脚に蟲を封じられた淡幽は松葉杖無しでは歩くことも出来ない。先代から禁種の蟲=人も蟲も根絶やしにする存在を封じてきた狩房家、初代は全身に墨の痣。その後地下に封じ込める作業=蟲退治体験話を聞き書き止める作業を繰り返し、3代に渡って減らし続けた結果がその右脚。たまの話は尽き、他の蟲師を呼ぶようになる。他の蟲師の話はたまのような気使いは無く、単なる殺生の話となる。すっかり意気消沈していた頃の淡幽の前に現れたのがギンコ。蟲師に嫌悪感を抱くようになっていた淡幽はギンコに帰れと言い放つ。じゃあ殺さない話と意味不明の切込みをして来るギンコ。ギンコにしてみれば狩房書庫を手放すわけには行かないからの強引な賭け、だがその話術はささくれていた淡幽の心を惹き付けた。淡幽はたまに内緒でギンコを書庫に通す。扱いには注意せよと淡幽、文字列に蟲が封じ込めてあるからと。夢から目覚めた淡幽のもとにたま、余り歓迎しない素振りでギンコが来ていると告げる。直ぐ呼んでくれと淡幽。叢書閲覧中のギンコだったが、紙魚の食い痕と崩れ出す文字列を目の当たりにして慌てる。たまが書庫の扉を開けると積み上げられた巻物から文字が零れだす。たちまち壁や床を文字が音を立てて流れ出し、“出口”に向かって殺到する。しかし外界と遮断された部屋からは出られず、文字列は唸りを上げて部屋の壁を徘徊する。軽口を叩くギンコと淡幽。そのうち部屋中に塗られた糊で文字列は雁字搦め、動きを封じられて大人しくなる。その文字列を箸で剥がし、淡幽とたまはてきぱきと白紙の書に収めてゆく。いずれにせよ紙は年月で駄目になる。写しを筆で一々やっていたら面倒なので、紙魚の食い具合をサイクルに何時もやっていることだと聞かされ唖然のギンコ。身体から蟲を指先を通じて紙に写す淡幽、右脚には激痛が走る。淡幽をおぶって外を散策するギンコ。余りには手の無い作業に弱音を吐く淡幽。そんな淡幽に目標を見つけさせるギンコ。
久々にアイディア回です。文字が動く描写は最近でこそ当たり前の表現になっていますが、このときは肝を潰しました。