蟲師 第22話「沖つ宮」

  • 2008/07/25(金) 19:33:40

公式:http://www.avexmovie.jp/lineup/mushishi/
DVD 16:9
望めば永遠に共にいることが可能な産み直しの伝説が残る島。ギンコが調査に訪れるが、どうも歓迎されない様子。沖合いの双子岩の海面に光、それを眺めている澪に声をかけるギンコ。爺ちゃんが帰ってきたと走って来た娘のイサナ。取り敢えず澪の家に向かうギンコ。イサナをマナ=澪の父親の妻と呼ぶ爺さん、窘める澪。人懐っこいイサナはギンコの話にのめり込むが、澪と父親はギスギスした雰囲気。再び海に向かったギンコだったが、先ほどの光はもう見えない。月が出ると消えてしまう、ギンコの背後から澪が声をかける。澪は岩の下には竜宮と呼ばれる海淵があり、そこで命を落すと全く同じ姿で産まれて来るという。イサナの正体を告げる澪。イサナは澪が母親を産み直しだと。その母親は事切れる直前に父親は竜宮へ沈めた。消えて無くなりたくないと言う母の願い。そして娘の澪に母親を産めと懇願する父親。望月の夜・吐き出されてきた種を飲み、イサナを孕んだ澪。澪はイサナの正体を知りたいとギンコに話したのだ。ギンコは特に問題無いと澪を落ち着かせる。母親によく似た子供くらいに思っていれば、と。転寝中、澪が幼少の頃・寝付けないときに母親がよく語ってくれた魚になる話。すっかりギンコになついたイサナ。屈託無く島の現状・産み直しの想像以上の広がりに違和感を感じつつ、それで幸せならば介入すべきでないとギンコは考える。昼間船を出して双子岩の海淵を調べるギンコ、だが何も見えない。澪の悩みはイサナが母親に似てくること。知らなかった子供時代の母は兎も角、年齢を経る毎に知っている母になってくるイサナ。そんなイサナに恐怖を覚える澪。ギンコは満月の夜・産卵を見に双子岩に向かう。深い竜宮の奥から幾らでも沸いてくる卵。幾つかを持ち帰り調べるギンコ。そしてギンコは自分の考えを澪に伝える。竜宮に巣食う蟲は生物を胚にまで戻すもの。つまりイサナは澪の母と“同一”であると。しかし生まれ育つ環境が異なるので、イサナは決して澪の母親にはなれない。イサナにとって澪は永遠に母親なのだと諭すギンコ。気をしっかり保とうと決意した澪。ギンコはイサナにもうこの島を発つと告げ、イサナは寂しそうな表情を見せながらも理解する。イサナは澪が亡くなったら産み直すときっぱり。「母さんがいなくなるなんて考えられない」。だが出発の日に限って海は大荒れ、台風が接近しているらしいと澪の父親。その晩寝付けない母娘だったが、突然イサナが魚になる話を澪に聞かせ始める。ショックを受けて思わず部屋から飛び出してしまう澪。ふと浜に目をやると係留されていない船が目に入る。澪はその船に近付くが、船の縁に手をかけたところで高波に襲われる。行方不明になってしまった澪を村中総出で探すが、澪を乗せた船は双子岩の例の光のある場所に差し掛かっていた。イサナは夢中で船を出し、光に近付くと食われるぞと警告する爺さんを無視して漕ぎ出す。ギンコも同行。雨足は強いが波は余り無い状態でギンコ達は澪に接近。だが既に澪には黒い触手が絡み付き、竜宮へ引きずり込もうとしていた。そしてギンコとイサナの目の前で澪は海中に転落する。ギンコの静止も聞かず、イサナは銛を片手に海に飛び込む。そして発光体を有する無数の触手の本体めがけて銛を放つ。澪を抱えて浮上してきたイサナ、ギンコは澪を船に引き上げるが、今度はイサナが触手に引きずり込まれてしまう。イサナの手を取ったギンコも海中に没し、圧倒的な力で竜宮に引きずり込まれる。流石に観念したギンコだったが、雲が切れて月が顔を覗かせたために命拾いする。生き物の生きた時間を食う蟲、それが正体だろうと母娘に語るギンコ。昨晩の危機的状況に関し、イサナに産み直しをふるギンコ。表情を曇らせる澪。しかしイサナから出て来た言葉は澪を驚かせる。産み直しにしがみ付いた母親ではなく、生きてきた時間を大切にしたいときっぱりのイサナ。「流石あんたは、私の娘だ」。
かなり気持ちの悪い設定でしたが、イサナの言葉一つで全てが救われた感じがします。蟲に負けちゃうギンコの姿もグーですね。